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2022年

建築業界の職人不足問題 – 管理会社・建築会社はどう対処すべきか

建設業界の職人不足が、深刻になりつつあります。とくに大規模災害時などは、専門の職人が捕まらず、長期間復旧できない事態が発生して問題になっています。 もう諦めて、DX(デジタルトランスフォーメーション)が解決してくれるのを待つしかないのでしょうか。―― いや、今こそ、他社に先駆けて変革する好機ではないでしょうか。 本格的に人材が足りない時代がきたときに困らないよう、今から準備が必要です。職人が御社と […]

不動産賃貸の管理会社はDXをどう進めていくべきか

不動産業界にも、デジタル化の波が押し寄せています。あなたは「DXに対応しなければ、と焦る気持ちがあるけど具体的にどうしたらいいかよく分からない」と感じていないでしょうか? そう感じている方は、ひとまず手を付けやすいところからデジタル化するとよいでしょう。一足飛ばしで取り組むと、うまくいきません。 本稿では、不動産業界におけるDXの動向やDX化の進め方、導入メリットなどをご紹介します。業務を効率化し […]

隣の家から木の枝が越境!勝手に切れる?民法第233条改正の要点

令和3年4月に、改正民法第233条(竹木の枝の切除及び根の切取り)が公布されました。令和5年(2023年)4月から施行される運びです。 この改正で、隣地から樹木等の枝が伸びてきた場合、これまでより越境された側が切りやすくなります。枝の越境は、管理不行き届きの空き地などでよくあり、すでに困っている方には朗報でしょう。 とは言え、これまでどおり根は勝手に切れますが、枝は断りなく切れません。しかし、越境 […]

湿気対策リフォームのポイント – 売却予定物件の結露やカビは要注意

結露やカビは、人を不快にさせます。カビは異臭も発しますので、不動産の売却を予定されている場合は「買主に見ていただく前になんとかしたい」とお考えの方が多いのではないでしょうか。 内覧前にしばらく換気しておけばいい、という問題でもありません。すでに、建物や住人の健康に害を及ぼしているようなら、それを告知せずに売却すれば買主とトラブルになってしまいます。 本稿では、湿気や結露、カビの対策方法やリフォーム […]

アパートで雨漏りが発生したときの対処法 – 修理代の負担者はだれ

近年、深刻な被害をもたらす暴風雨が頻発するようになりました。アパート経営では、これまで以上に雨漏り対策の必要性が高まっています。 ただし、必要な雨漏り対策は「建物の防水性能の維持」だけではありません。2020年の民法の改正にともない、オーナーには迅速な対応とそれを実現するための環境整備も求められています。 本稿では、アパートで雨漏りが発生したときの修理や対処方法について解説します。梅雨や台風の季節 […]

空き家を活用する際にリノベーションするメリットとデメリット

空き家率は上昇傾向にあるものの、直近の10年間は横ばいが続いています。思っていたより深刻な事態になっていないのは、国や自治体、民間業者の空き家施策が奏功しているからでしょう。 とは言え、今後は大量に相続不動産が出てきます。空き家に対する包囲網を緩めるわけにはいかないのが実情であり、空き家を減らす施策が打たれ続けるのではないでしょうか。 空き家施策は、ペナルティ型だけでなく早期の活用や売却に対するイ […]

【ウッドショック】ウクライナショックでロシア産材が高騰する仕組み

2021年は「コロナ禍発のウッドショック」が続く中、さまざまな要因から住宅需要が活発になりました。原価の高騰もあり、新築価格はかつてないくらい上昇しています。 しかし、今度は「ロシア発のウッドショック」で、需給の先行きが不透明になりつつあります。日本の新築マーケットは、急ブレーキがかかりかねない状況です。 日本経済の先行き不安も、市場を冷やす要因になりそうです。住宅取得は、様子見をする人や新築から […]

新築マンションの価格が高すぎる今、中古マンションは売りどきか

首都圏や都市部の新築マンションが、高い価格でも堅調に売れています。それに応じて、中古マンションの取引価格も上がっています。 しかし、今後は中古マンションのマーケットに大量の相続不動産が出てきます。そうなると「高値でも売れる物件」と「安くても売れない物件」に二極化していくでしょう。 新築・中古の分類を問わず一律で高額取引される時代は、まもなく終わるかもしれません。売りにくそうな中古マンションは、この […]

ホームインスペクション(既存住宅状況調査)の費用相場

2018年の宅地建物取引業法改正により、ホームインスペクションが注目されるようになりました。しかし、もう何年もたちますが、まだまだ一般の方にとっては不明点が多いサービスです。 費用面では「相場はどれくらいなの?」とか「だれが払うの?」といったご不安をよく耳にします。宅建業者は、中古不動産売買の際に売主や買主から費用対効果を聞かれることもあるでしょう。 本稿では、ホームインスペクションの費用相場や、 […]

中古マンションはどんな間取りが人気で、売りやすいのか

マンションで最も人気の間取りは、3LDKと言われています。では、3LDKの中古マンションだったらすぐに売れるのかと言うと、必ずしもそうとは限りません。 いっぽう近年の都市部では、1LDKや2LDKなどのコンパクトな間取りの供給が増え、かつ売れています。4LDK以上の室数がある物件も、需要の割に供給が少なく、地域によっては売れやすいと言えます。 本稿では、中古マンションはどんな間取りが人気で売りやす […]