最近、インテリアの分野でよく耳にする「ジャパンディ」。「賃貸物件にも取り入れられるかな?」「はやりで終わらない?」と感じている方が多いのではないでしょうか。
じつはジャパンディは、北欧と和の共通点を生かした、賃貸物件にも取り入れやすいインテリアです。主張が強すぎず、多くの人が受け入れやすいため、空室対策の視点でも注目されています。
本稿では、ジャパンディの基礎知識から取り入れ方のコツまでを分かりやすく解説します。ジャパンディを取り入れるために、必要な知識を整理していきましょう。
目次
話題のインテリアスタイル「ジャパンディ」とは?

まずは「ジャパンディ」というインテリアスタイルの基礎知識からお伝えします。
基本的な知識を整理して覚えておくと、提案やコーディネートで迷いにくくなります。
ジャパンディとは?北欧モダン・和モダンとの違い
ジャパンディは「Japanese (日本)」と「Scandinavian (北欧)」を組み合わせた造語です。北欧モダンスタイルのシンプルさと、日本の和の落ち着きを融合したインテリアスタイルです。
北欧モダンも和のデザインも「機能的でシンプル」「余白や自然素材を大切にする」という特徴があります。ジャパンディは、その共通点をうまく重ねたスタイルです。
よく似た言葉に「和モダン」がありますが、和モダンはどちらかと言えば「和」がベース。一方、ジャパンディは「北欧」がベースのスタイルです。
色味は控えめで、装飾は最小限。派手さはないが、落ち着きがある。北欧モダンに和の美意識を融合したスタイル ⸺ そんな説明ができれば、ジャパンディの方向性が伝わるでしょう。
なぜ賃貸でジャパンディが注目される?3つの魅力(メリット)とは
ジャパンディは、賃貸物件と相性のよいインテリアスタイルです。
その魅力は、大きく3つあります。
- 色やデザインの主張が強すぎないため、人を選ばない
- 明るさと落ち着きのバランスがよく、写真映えしやすい
- 北欧モダンも和モダンも流行に左右されにくいスタイル
まず注目したいのが、色やデザインの主張が強すぎないところ。人を選ばないスタイルのため、多くの人に受け入れられやすい点が強みです。
明るさと落ち着きのバランスがよいところも、魅力のひとつです。写真映えしやすく、ポータルサイトなどで人目を引きつけやすくなります。
さらに、ジャパンディは流行に左右されにくいスタイルです。北欧モダンも和モダンも、長く支持されているスタイルなので、短命なトレンドになりにくいでしょう。
「尖らせない差別化」をしたい賃貸物件には、ジャパンディはおすすめのスタイルです。
ジャパンディを取り入れる際の注意点(デメリット)
ジャパンディは万能ではなく、注意点もあります。たとえば、自然素材を多用するため、コストが上がりやすい点には注意が必要です。
また、色を抑えすぎると印象が弱くなることがあります。さらに、装飾が少ない分、中途半端だと「ただのジミな部屋」に見えてしまいます。
シンプルなインテリアほど、じつはコーディネートが難しくなります。迷ったら、リフォーム会社などの専門家の意見を聞いてみてください。
インテリアにジャパンディを取り入れるコツ

賃貸物件にジャパンディを取り入れる際は、大がかりな工事をおこなう前に「失敗しにくいポイント」から押さえることが重要です。
ここでは、以下の具体的なコツを分かりやすくご説明します。
- 空間づくりのポイント
- インテリア素材選びのポイント
- カラーコーディネートのポイント
- 照明選びのポイント
- 家具・小物選びのポイント
さっそく順番にご紹介していきましょう。
無理のない範囲で、すぐに実践できそうなポイントから取り入れてみてください。自然と、次の課題が見つかるはずです。
空間づくりのポイント
ジャパンディの空間づくりでは、「余白」を意識することが非常に大切です。物や色など、お部屋の中にある視覚情報をなるべく減らすように意識してみてください。
北欧・和どちらの要素にも共通するのが、空間にゆとりを持たせる考え方です。家具やインテリアの装飾を増やしすぎると、せっかくの落ち着きが失われてしまいます。
賃貸物件では間取り変更が難しいでしょう。しかし、幅木を「ヒモ (細身の角材)」にしたり、回り縁をなくして「底目地」にしたりするだけでも洗練されたシンプル化に有効です。
新しく足す前に、シンプル化できるものがないか確認することから始めてみてください。
インテリア素材選びのポイント
内装材で「ジャパンディ」を表現する場合は、床・壁・天井を「主張させすぎない素材」でそろえることが大切です。
- 床 ⇒ 明るすぎない木目調やマットな質感のもの(できれば無垢)
- 壁・天井 ⇒ 白や淡いベージュなど、反射を抑えた色味のクロスが無難
内装材は「デザイン性」よりも「背景としての役割」を意識しましょう。
光沢や柄のある内装材は、空間の静けさを損ねかねません。ジャパンディでは、空間全体を支える内装材が落ち着いているほど、家具や小物が引き立ちます。
カラーコーディネートのポイント
色数を抑えることが、ジャパンディらしさにつながります。色を使いすぎると、北欧寄りにも和モダン寄りにもなりきれず、中途半端な印象になりやすい傾向があります。
ベースカラーは壁と天井の「白・ベージュ・グレー」などの落ち着いた色。サブカラーは、床やドアなどの天然木の色。アクセントに黒や濃いグレーなどを少し足すことで、全体が引き締まります。
この配色ルールを意識することで、募集写真や内見で「整った印象」を与えやすくなります。第一印象の底上げにつながりますよ。
照明選びのポイント
照明は、空間の印象をやわらかく整える補助役です。
ジャパンディでは、強い白色光よりも、少しあたたかみのある電球色の光が向いています。シェードは、布や和紙調など光をやわらかく広げる素材が好相性です。
スタンドライトや間接照明を一点足すだけでも、空間の雰囲気を変えられます。一室多灯にして、光の陰影や奥行を演出すると、内見時に「丁寧につくられた部屋」という印象を与えやすくなります。
ただし、照明は最優先ではありません。余裕ができてからじっくり検討してみてください。
家具・小物選びのポイント
家具や小物は「少数精鋭」で選ぶことが基本です。形がシンプルで背が低く、色や素材に落ち着きのある家具が、ジャパンディ空間になじみやすいです。
目につきやすい棚やカウンターなど、造作で一点だけ方向性を整えるだけでも効果があります。全体を作り込みすぎなくても、「ちゃんと考えて整えている物件」という印象を与えられます。
なお、陶器や和風の観葉植物など、自然を感じさせる小物を一点入れると、和の美意識を演出しやすくなりますよ。
ジャパンディは賃貸住宅とも相性がよく、無理のない差別化ができるスタイルです。できるところから少しずつ試してみてください。
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